事務所通信 2003年1月号 Vol.6

雇用保険料の追加徴収

期限内の納付を

 

昨年10月に雇用保険料率が1000分の2引き上げられたことは記憶に新しいことと思います。この、雇用保険料率改訂に伴い、事業主の皆様のお手元には追加徴収保険料納付通知書及び納付書が届いていることでしょう。

納付期限は、平成15年1月31日となりますので、ご確認下さいますようお願いします。(なお、事務組合に事務処理委託している事業所は納付不要です。)   

<業種>             <変更前>        <変更後>

一般           15.5/1000  →   17.5/1000

農林水産・清酒製造業   17.5/1000  →   19.5/1000

建設業          18.5/1000  →   20.5/1000

(原人)

『やまない雨はない 妻の死、うつ病、それから・・・』 倉嶋厚/著者 文藝春秋/発行所  1300円+税

新着図書案内

心配ごとを縦に並べろ、というのは、私の父が残してくれた処世訓のひとつです。病気がちで引っ込み思案だった私は、十七、八歳の頃、ひどい神経症に苦しんでいました。そのとき父は、『なあ厚、お前の心配ごとを縦に並べてみられないか』と言って、紙に一本の縦線をひきました。私が今悩んでいることをひとつずつ聞き出して、いちばん差し迫った問題をいちばん上に書き、すべての心配ごとを順々に並べて見せました。『いまのお前は横に並んだたくさんの心配ごとに攻め立てられて、何もしないでおびえているだけだ。でも、縦に並べれば当面の敵は一人。まずはそれと闘えばいい。その先は心配するな。最初の問題について全力を尽くしてやってみろ。そして、さらには次の問題と闘え。闘い続けておまえが敗れたら、それはそれで仕方がないじゃないか』」ラジオから聞こえてきたこの朗読に思わず聞き入っていました。本を購入して、著者があの「ニュースセンター9時」の気象キャスターの方だったことを知りました。また、妻の急逝、喪失感、自殺願望、そして回復の様子が悲しいほど正直に書かれていました。季節を感じさせる目次がとても素敵です。               (うさっ娘)

うちの所長物語

生活スタイルを変える

 事件です!・・・平成15年1月6日の朝、所員の誰もが<これは、きっと自分の聞き間違えにちがいない。>と思った出来事が起こりました。いつものようにサークルをつくって朝礼をしている私たちは、一瞬何が起こったのかが理解できず、救いを求めるようにお互い顔を見合わせて<今、何て聞こえた?>と言葉に出さず確認し合っていました。次の瞬間、<今のはお正月の(?)ジョークに決まっている。>と思い当たり、やっと、落ち着きを取り戻しました。だって、所長が、「就業時間中は、事務所内を禁煙とします。」と発言したのです。うちの所長は、今まで1日60本、多い時は100本のタバコを吸ってきている人です。受話器をとるのも、まず煙草に火をつけてから。狭い事務所の中で移動するごとに吸いかけの煙草を1本、2本と置いてくる。事務所のテーブルに黒々と焦げ痕を点々と付ける、等々。とにかく信用しろというほうが無理なんです。絶対に!ところが、うちの所長は、“有言実行の人”でもありました。現在、机の上に灰皿はありません。就業時間中に、どうしても吸いたくなった時は、席から一番離れた給湯室に吸いに行きます。終業時刻の18時になれば解禁です。それを待ってニコニコと煙草を吸っている姿は可愛らしくさえあります。お正月に、“今年こそは!”と決意を新たにされた方も多いことでしょう。皆さんは、年頭の目標を実行できていますか?                                             (うさこ)

本年もよろしくお願い致します

 当事務所では、1月6日が仕事始めでした。所員全員で初詣に行き、その後、所長より今年度の方針の発表がありました。続けて全員が個人面談を行って、1人1人の課題と目標の確認をしました。今年も、景気はより一層厳しくなりそうですが、そんな状況の中だからこそもっともっと皆様のお役にたてるよう、所員全員一丸となって頑張っていきたいと思います。今年もよろしくお願い申し上げます。           (狭山っ茶熊)

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