事務所通信 2002年11月号 Vol.5

「事務員1名募集」....に60名殺到!!

育児・介護費用助成金

 不況で失業者があふれていると思われがちですが、募集を出してもなかなか人が集まらないという事業主様の声をよく聞きます。そんな中、左のように60倍(!!)という高倍率の応募があった会社が有ります。とりたてて賃金等の条件が良かった訳ではありません。募集要項に「託児費用を当社で補助」とうたったのです。

 この羨ましい会社も、助成金を受給しています。「育児・介護費用助成金」といい、従業員さんが託児所やホームヘルパーを利用した費用を、会社で補助した場合に、会社の負担した費用の一部を国が補助する、という制度です。世間には優秀であるにも関わらず育児や介護がネックとなって会社を辞めざるを得ない方々がたくさんいらっしゃいます。この会社は、託児費用を補助することで優秀な人材を発掘し、その費用を助成金で補い、また採用された従業員さんも喜んで働いてくれることとなりました。助成金の賢い活用法だと思います。

※ちなみに、その事務員さんは母子家庭のお母さんだったのでこの会社は別の助成金(特定就職困難者雇用開発助成金)も受給されたそうです。                  (原人)

『奇跡の「右脳」革命』 七田眞/著者 三笠書房/発行所 1500円+税

新着図書案内

 2001年9月11日、ニューヨークで起きた同時多発テロ事件は今でも記憶に新しく、生々しい光景と衝撃を忘れることはできません。ところが、神戸に住む4歳の男の子が朝から涙をポロポロこぼしながらあの事件を予知する絵を描いていたなんて、信じられますか?そんな子ども達が他にも沢山いたというのです。しかし、著者はこのような予知能力は、特殊な能力ではなく、訓練次第で誰にでも身につく能力だといっています。人間は左脳と右脳のそれぞれ働きの違う二つの脳を持っています。右脳は、感性、創造性、ひらめきの脳で、そのひらめきや独創的な考えに論理的表現を与えるのが左脳です。この子ども達の場合、右脳の波動で情報を予知して受け取り、イメージに変えて理解したことを意味するそうです??右脳能力を開くと、スポーツ選手ならイメージしたとおりに能力を発揮できるようになる。これは、最近では定説ですね。私たちの受けてきた教育は言語による左脳への働きかけがほとんどでした。「努力知らずの天才は選ばれた人間ではなく、能力の引き出し方を知っていた人間」という言葉に、希望の光が見えました。要は、「頭の働かせ方」の違いだけだということです。本書には、右脳開発の具体的な手法や成果について詳しく書かれています。信じる者は救われる。皆さんも是非ご一読あれ。                                                    (うさっ娘)

うちの所長物語

違いのわかる男

 うちの所長はお酒が飲めない(前月号のお話)かわりに、コーヒーは大好きです。こだわりもあるようです。我が事務所では、毎朝全員で掃除をしてから朝礼をします。その後、やはり全員マイカップでコーヒーをいただきます。つまり、コーヒーの香りで一日がスタートするわけです(なんて書くと、とっても優雅な事務所みたい)。コーヒーは、所長の独断で、Dコーヒーショップ狭山市駅前店で購入する「ゴールデンモカブレンド」と決まっています(これを知らなければうちの職員ではありません!)。そして、黄金水(月額2千円で水汲みしてます。)を使用します。美味しいですよ。所長は大抵、ブラックで、薄めが好み(何杯も飲むからかな?)ですが、お気に入りは、Tショップのブルーマウンテン№1ダブル+オイスタートーストです。20年来、味が変わらないそうです。お砂糖をふたつ入れ、コーヒーの表面をそ~っとミルクで被い、スプーンでかき混ぜず(まるで神聖な儀式みたい)に、愛惜しむように時間をかけて飲みます。所長にとって、唯一贅沢な時間の過ごし方のようです。そんな所長の影響で、間違いなく以前より皆コーヒー好きになっています。そして、事務所で入れたコーヒーが一番美味しいと口々に言っています。どうぞ、皆様、喫茶店代わりに柳沢事務所にお立寄りください。お待ちしております。                                              (うさこ)

マナーについて

 まったくもって手前味噌な話ですが、「お宅は応対やマナーがいいですね。」とお褒めの言葉を頂戴することがたびたびあり、所員一同喜んでおります。実は、事務所の中に、「ビジネスマナーインストラクター養成講座」修了生が3人おり、所内研修で、皆様に失礼のないよう勉強しております。(しておりますが、まだまだ至らない事もたくさん有りますので、お気づきの点などございましたら、どうかご指摘下さい。)皆様の事業所で「ビジネスマナー研修」をしたい、とお考えでしたら、是非ご相談下さい。喜んでお伺いいたします。         (狭山っ茶熊)

目次