事務所通信 2002年10月号 Vol.4

募集をされる前に、ご相談下さい!(助成金が関係する場合がございます)

雇い入れに関する助成金

 以下の助成金はすべて、職安経由で採用した場合に申請資格が有ります。

助成金名対象者支給金額
特定就職困難者雇用開発助成金・60~64歳の方 ・母子家庭の母、等1年間の賃金の約1/3を助成
緊急雇用創出特別奨励金前職をリストラされた45~59歳の方一時金で30万円
新規成長分野雇用開発助成金前職をリストラされた30~59歳の方一時金で70万円

 雇い入れに関する助成金は国の雇用対策の一環です。例えば、事務員さんとして母子家庭のお母さんを採用することは雇用対策になっているはずですが、求人雑誌・折込チラシ等で採用すると、職安より紹介を受けていないという理由で助成金の対象にはなりません。普段は求人雑誌等を使っていてもこの時だけは職安を通していた方が得、ということですね。

 助成金の受給機会を逃さないようにする為に、募集する前に当事務所までお問い合わせ下さい。助成金に該当するか否かはケースバイケースですが、すぐに判断できます。 (原人)

『椿山課長の七日間』 浅田次郎/著者 朝日新聞社/発行 1500円+税

新着図書案内

 朝日新聞夕刊の連載の単行本化です。話は、46歳のデパートの婦人服課長の椿山和昭が「初夏のグランド・バザール」初日の晩に、突然死するところから始まります。冥土には通称「サック」という役所があり、生前の行いを審査して、講習を受け、反省を促して「反省ボタン」を押すことで極楽往生するシステムになっています。まるで運転免許の書き替えですね。しかし、椿山課長は“やり残したことが多すぎる。このまま成仏するわけにはいかない”と再審査を希望して、相応の事情と認められます。椿山課長とヤクザの親分と小学校2年生の少年の3人は、生前の姿とは似ても似つかない姿で現世に逆送されます。携帯電話と必要なお金はいくらでも出てくる財布と『よみがえりキット』を持って。ユーモアいっぱいの小説なのですが、3人にはしっかり感情移入できました。また、親子の絆や無償の愛について考えさせられました。そして、やはり浅田次郎さんです。涙が自然と流れてきました。            (うさっ娘)

うちの所長物語

ウィスキーボンボンは命取り

 多くの皆さんはもう既にご存知のことと思いますが、うちの所長はまったくお酒が飲めません。正真正銘の下戸です。乾杯のビールもグラスに2cm程注ぐだけ、それもひと舐めするだけで顔はほのかにピンク色に染まります(安上がりなんです)。当然、「喉ごしのうまさ」なんて知りませんし、一日の終わりやスポーツで汗を流した後の一杯とも無縁です(ちょっぴり、可哀相な気がします)。以前、所長が赤い顔をして事務所に帰って来るなり、「何だか眠くなった」と言って、寝てしまったことがあります。後で判明したことは、その前にケーキを食べたということです。お気づきですね、それは洋酒入りのケーキだったのです。信じられないって?でも、本当のことなんです。

そんなわけで、我が事務所では、お酒の機会は新年会と忘年会の年2回位のものです(カナシイ)。ただし、所長がお酒が飲めなくていいこともあります。帰りのタクシー代が必要ないということです(どうもすみません)。                             (うさこ)

編集後記

 皆様のお仕事や社内研修に役立つ情報を提供できればと、毎月、新着図書案内をお送りしておりますが、先日、このようなお問い合わせを頂きました。曰く、「柳沢事務所で販売しているのですか?」と。...いいえ、販売はしておりません。事務所に常備しておりますので、貸し出しは承っております。もし、興味がございましたら、お気軽にお声かけ下さい。訪問する際にでもお持ちいたします。(事務所でお読みいただいても、もちろん結構です。おいしいお茶をご用意致します。)また、皆様からお勧めの書籍・ビデオ等ございましたら、是非ご紹介下さい。よろしくお願いいたします。                             (狭山っ茶熊)

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